高反発マットレスを耐久年数で比較しました

高反発マットレスの耐久年数

 

このサイトで比較対象に選んだ10社の高反発マットレスの中で、最も価格が安いのがエアリーマットレス MRAシングルの17,800円(税別)。最も高いのがエアウィーヴの70,000円(税別)です。

 

これだけ高価なお買い物になるわけですから、その耐久年数=何年間使えるのか?ということは非常に重要な要素になってくると思います。そこでここでは各高反発マットレスの『耐久性』について比較してみたいと思います。

 

ただ、モットン以外は公式ホームページに『8万回の圧縮を繰り返す耐久性試験に合格した、またはその結果○%のヘタリしかなかった』という、マットレスの耐久性試験に関する一般的な記載はあっても、何年使用できるという表記はなかったため、すべて電話で確認しました。

 

また耐久年数を比較するにあたっての参考として、価格も一緒に記載しておきますね。

 

高反発マットレス 耐久年数比較表

商品名

耐久年数

価 格

マニフレックス

12年

30,250円

モットン

10年

39,800円

セルプールEX

7年半

41,000円

エアロコア

7年以上

49,800円

トゥルースリーパーcero

5年以上

22,800円

ボナノッテ

3年

24,800円

ドルメオ

3年

29,900円

雲のやすらぎ

3年

39,800円

エアウィーヴ

長く使える

70,000円

エアリーマットレス

一概に言えない

17,800円

 

マニフレックス

メーカーの回答は、

 

『マニフレックス製品の高反発フォームは、凹んで復元しなくなるという変形が起きにくく、とても耐久性に優れた素材です。またモデル246は変形に対して12年の長期保証が付いており、末永くご愛用頂ける寝具として喜ばれています』

 

ということでした。『12年は使用できます』という明確な答えではありませんが、『12年の長期保証』が付いているということを強調されていましたので、メーカーとしては12年の使用には自信があるということだと思います。

 

マニフレックスの8万回の耐久試験での歪み率は2.5%。2位のモットンよりも低い、非常に耐久性にすぐれていることを示す数値となっています。

 

マットレスの歪み率、復元率の測定の仕方について、日本ウレタン工業協会のホームページでは以下のように説明されています。

 

『一辺が50mm以上の正方形で厚さが20mm以上のフォームを試験片とし、厚さの50%の距離を1分間に60回の速さで繰り返し8万回圧縮した後、30分間室温に放置して試験片の厚さを測定し、繰り返し圧縮残留ひずみ率(%)を算出します。この数値を100から差し引いた数値(%)をもって復元率とします』

 

歪み率の数値が低いほど(復元率の数値が大きいほど)繰り返しの使用に対して厚さの減少が少ないことを示しています。

 

モットン

モットンの耐久性は公式サイトのQ&Aで、

耐久年数はどのくらいですか?

使用方法や環境によっても変わりますが10年使っていただけます。

と明記されています。また、8万回の耐久試験での歪み率は3.9%であることも明記されています。

 

セルプールEX

『7年半使用できることを想定しています』(メーカー回答。以下同じ))

 

セルプールEXの公式サイトでは、『歪み率』ではなく『低下率』という言葉が使われていますが、8万回の圧縮試験での低下率は1%ということで、1位のマニフレックス2.5%よりも低い数値であり、10社の高反発マットレスの中では一番低い数字になっています。

 

エアロコア

『7年以上は使用していただけます』

 

エアロコアもセルプールEXと同様、『低下率』という言葉で、数値は6.7%となっています。セルプールEXとエアロコアについては、8万回の耐久試験の結果から、7年半、7年以上という使用期間を想定しているとの回答でした。

 

トゥルースリーパーcero

『ご使用される時間・状況により異なりますので具体的な年数ではお答え致しかねますが、発売当初から4、5年経っても十分にお使い頂けているお客様がたくさんいらっしゃいます』

 

という回答だったので、上の比較表では5年以上としました。

 

ここで述べられている“使用状況に左右されることなので一概には言えない”ということは、電話したすべてのメーカーがおっしゃっていました。なお、トゥルースリーパーceroは耐久試験の表記はありません。

 

ボナノッテ

『使用される方の体重や使用頻度・環境など、ご使用の条件によって大きく違ってきますが、敷きふとんタイプは3年位で、ベッドタイプは10年位でお買い替えをお勧めしております』

 

ということで、上の比較表には当サイトでの比較基準としている敷布団タイプの3年を記載しました。ボナノッテについても耐久性の表記はありません。

 

ドルメオ

『ご使用の環境やお使いになられる方の体重などにより変化ますので一概にはお伝えできませんが、保証期間内は安心してお休みいただけます』

 

ということで、保証期間の3年をそのまま耐久年数としました。ただし、

 

『保証期間内であっても湿気に対する対策は必ずお取りいただくようお勧めしております。湿気が溜まるとウレタンが柔らかくなり、固さに影響を与え快適な睡眠を妨げますので、除湿シートとの併用、布団の乾燥などはメンテナンスをお願いいたします』

 

ということもおっしゃっていました。とっても丁寧なご対応でしたよ。

 

なお、ドルメオの耐久試験での結果は、工業規格を“クリア”との表現にとどまりますが、クリア基準は歪み率5%以下と決まっているので、5%以下であるということで間違いはないでしょう。

 

雲のやすらぎ

『耐用年数は使用状況および使用環境により違いますが、一般的に布団では3年〜5年だと言われています。標準体型の方が通常のお取り扱いをしていただければ、3年程度は問題なくお使いになれる仕様となっております』

 

ということで、“普通の布団”と同じ程度ということでしょうか。3年は問題ないということなので耐久年数は3年としました。なお、雲のやすらぎには耐久試験の表記はありません。

 

エアウィーヴ

『耐久性につきましてはご使用環境や寝姿等により異なりますので、何年といったお伝えは行ってございません。が、通常の寝具と同様に長くお使いいただけるという評価はいただいております』

 

ということで、これも“通常の寝具”と同じ程度の耐久年数ということでしょうか。3年間の期間保証は付いているので、3年間は大丈夫だと思います。エアウィーヴについても耐久試験の表記はありません。

 

エアリーマットレス

『大変恐れ入りますが、お客様のご使用環境によりご使用期間が異なります。ご使用感につきましてもお客様個人により感じ方が異なります為、商品のご交換時期等につきましても、一概にご案内は致しかねます。明確なご案内が出来ず誠に申し訳ございませんが、何卒、ご理解ご了承いただきますようお願い申し上げます』

 

と、耐久年数ははっきりとは答えられないとのことでした。

 

エアリーマットレスは公式ホームページに耐久試験での硬度保持率が85%であると記載されています。歪み率は15%ということですね。

 

この数字はモットン、マニフレックス、ドルメオなどと比較してかなり大きく、期間保証などもないこともあわせて考えると、耐久年数には若干の不安があると言えるかもわかりません。

 

高反発マットレスを価格で比較