高反発マットレスを硬さで比較しました

高反発マットレスの硬さ表示

【参考】日本ウレタン工業協会

 

家庭用品品質表示法では50mm厚以上のフォームをマットレスと言い、『品質表示法』で定められた様式の下げ札(上図・左側)を製品ごとに取り付けなければならないとなっています。

 

そして、その表示する項目の中に『硬さ』という項目があり、ニュートン(N)という単位によって、そのマットレスの硬さが表されています。

 

そして硬さの区分は図の通りで、100以上がかため、60以上〜100未満がふつう、60未満がやわらかめとされています。

 

高反発マットレスと呼ばれているものは、通常この硬さが100以上のものをさしています。

 

“『反発力』は硬さ(ニュートン)で表されます”と書かれているサイトもありますが、それは間違い。反発力は硬さとは別の試験方法で計算され、『反発弾性(%)』として表記されます。

 

ここでは各高反発マットレスを『硬さ(N)』で比較してみます。

 

高反発マットレス 硬さ比較表

商品名

硬さ(N)

トゥルースリーパーcero

110

ボナノッテ

122

モットン

140

エアロコア

160

ドルメオ

160

マニフレックス

170

セルプールEX

180

エアリーマットレス

普通〜やや硬め

エアウィーヴ

非公表

雲のやすらぎ

社外秘

 

ボナノッテ、エアロコア、マニフレックス、セルプールEXについては、公式サイトに硬さ表示がなかったため、電話でメーカーに確認しました。

 

マットレスの硬さをどう感じるか、それが自分にとって寝やすいと感じる硬さであるのかどうかという点は、その人によって感じ方が違ってきます。

 

単純に数字だけでは分からない部分ではありますが、トゥルースリーパーcero以下、比較表の上から7つのマットレスは、いずれも品質表示法の『かため』の分類に入っていますね。

 

トゥルースリーパーcero、ボナノッテ、モットンは高反発マットレスとして標準的な硬さと言えるでしょう。エアロコア、ドルメオ、マニフレックス、セルプールEXは160N〜180Nと、かなり硬めの仕様になっているようです。

 

以下では、硬さのニュートン表示のない比較表の下3商品について解説しますね。

 

エアリーマットレス

エアリーマットレスについては公式ホームページに硬さ表示がなかったので、電話で確認しました。その回答は、

 

『N(ニュートン)という数値はウレタンフォームの規格となるため、大変恐れ入りますが当商品は「何ニュートン」という数値は測定しておりません。当商品につきまして【単位】は設けておらず、表現で言うと「普通〜やや硬め」といった様なご案内となります。

 

ただ、ご使用感については個人様にて感じ方に違いがありますので、一概にご案内は致しかねております。明確なご案内が出来ず誠に申し訳ございません』

 

という大変ご丁寧な説明がありました。

 

エアリーマットレスの芯材は細いポリエーテルエステル系繊維をスプリング構造に編み込んで作られた“エアロキューブ”というもので作られているんですね。

 

上の説明は、非ウレタン素材で作られているエアリーマットレスは、ウレタンフォームの規格であるニュートンという数値の測定はしていないというものです。

 

これはこれで納得のいく説明ですが、ただ、同じポリエーテルエステル系繊維素材で作られているトゥルースリーパーceroは硬さ表示をしています。

 

また非ウレタン素材であるポリエチレン樹脂素材で作られているエアロコアについては、電話取材で硬さについて教えてもらえました。

 

高反発マットレスの性能をチェックする際の大きな項目のひとつですから、ここはしっかり硬さ(ニュートン)測定・表示をしてほしいところですね。

 

エアウィーヴ

エアウィーヴについても同様に公式ホームページには硬さ表示がないので、電話で確認したところ、

 

『硬さについては、ニュートンは公表をさせていただいておりません。何卒ご了承ください』

 

とのご返事でした。

 

エアウィーヴの芯材もエアリーマットレスと同じ非ウレタン素材のポリエチレン樹脂で作られています。

 

この回答がエアリーマットレスと同じようにウレタンの規格であるニュートンという数値は測定していないというものなのか、それとも測定はしているけど、言葉通り“非公表”ということなのかはよくわかりません。

 

しかしシングルが70,000円もする“高反発”を謳うマットレスで、その高反発のひとつの目安となる硬さについて“非公表です”というのはいかがなものでしょうか。

 

雲のやすらぎ

次の雲のやすらぎもエアウィーヴと同じような回答で、硬さについては“社外秘”なのだそうです。

 

雲のやすらぎの素材もアルファマット等の非ウレタン素材ですから、これもエアウィーヴと同様、ニュートン表示の必要性がないと考えているのか、それとも言葉通り“社外秘”なのかはよくわからないところですね。

 

ただ、もし測定試験によって硬さ(ニュートン)を測定しているのなら、“社外秘”とする理由が分かりません。

 

マットレスを選ぶ時の選択の目安

上で書いたように、マットレスの硬さの感じ方は人によって違ってきます。この点、日本ウレタン工業協会では次のような説明をしています。

 

高反発マットレスの選び方

【参考】日本ウレタン工業協会

 

参考にしていただきたいのは最初に書かれている『体重の重い人』の項目。体重が重い人ほど硬めを選んだ方がいいでしょうということですね。

 

トゥルースリーパーcero、ボナノッテ、モットン、エアロコア、ドルメオ、マニフレックス、セルプールEXの7つの高反発マットレスについては硬さがはっきり表示されています。(電話回答含む)

 

またこの順で硬さが強くなっていきますので、ご自身の好みや体重などを考慮に入れたうえで選んでいただければいいかと思います。

 

本当は実際に試したうえで購入するのが理想なのですが、そうはいかないのがインターネット通販のつらいところですね。

 

そんな時の強い味方になる返金・返品保証付きの高反発マットレスはモットン(90日間)、トゥルースリーパーcero(60日間)、エアウィーヴ(30日間)の3つです。

 

硬さ表示が分かり、返金・返品保証付きの高反発マットレスということになると、モットン、トゥルースリーパーceroの2択になりますね。

 

高反発マットレスを素材で比較